湿疹と体質 2
その他、肝臓の疾患や糖尿病にかかると、湿疹にかかりやすくなることも知られています。
もちろん、乳幼児、とくに生後まもない赤ちゃんの皮膚は、成人のように厚さ、強さ、すべての点で完成されていません。
ですから汗が充分に生産、排泄されないので、アルカリを汗の酸で中和することも不充分であり、皮膚の表面に住みついている細菌やかびの繁殖を、同じくその酸でおさえることも不充分です。
このように赤ちゃんの皮膚はきわめて抵抗力が小さく、ちょっとした刺激によって湿疹(かぶれも同様)が生じやすいのです。
同様に、老人の皮膚もしだいに薄く弾力性が減り、汗も少なくなり、そのために湿疹が生じやすくなります。
湿疹体質、または湿疹準備性のある人に湿疹を生ずるような刺激が加わると、まず皮慮の毛細血管が拡がり、赤くなります。
これを発赤といいます。
粟粒ほどに小さく、うすい紅色です。
やがて、粟粒から米粒の半分ほどのぶつぶつした隆起になります。
これが丘疹で、ときにその頂上が水をもって透明にみえます。
さらに米粒ほどの、全部が透明の水庖に変わります。