アトピー湿疹(アトピー皮膚炎) 2
幼少年型は、思春期から成人期にかけて、大半が治るか、たいへんよくなりますが、一部の患者では成人後も発疹します。
そのときは症状がさらにひどく、汚く、範囲が拡がります。
アトピーという語は、「変な」とか「奇妙な」とかいう意味で、家族性、遺伝性に発病するアレルギー病をさします。
この体質の人は、そのほかにも手術や外傷、薬剤に対して、正常人よりもはるかに敏感に反応する傾向があり、しばしばショックになりやすいのです。
血流中を流れる過敏抗体(レアギンととくによびます)が多くつくられやすい体質で、過敏反応が即時型にあらわれ、アナフィラキシーショックになるためです。
原因は、呼吸路からの家屋塵および花粉、消化路からの動物性たんぱく質などで、もしそれをつきとめられたならば、それらを注射薬にして脱感作(免疫)療法を行なうこともできます。
ただ、ひとたび発生した皮膚炎は、石けん、かきむしり、紫外線、不適当な軟膏などの刺激で悪化しますので、原因から遠ざかる2とです。
免疫療法を受けていても注意が必要でしょう。
病変部はいよいよ乾燥して厚くなって悪化します。